SSダンパー
2011.03.15
地震が起こると地盤が揺れ、その上に建っている建物も揺れます。
この時の建物の「相性」がうっかり地盤に合ってしまうと
建物は大きく揺れ、最悪の場合壊れてしまいます。
この「相性が合う」とは地震の周期と建物の最も大きく揺れる周期が合致する事です。
これを「固有周期」と呼び、建物が最も大きく揺れるのは、建物の
固有周期と地盤の卓越周期が一致するときなのです。
そのとき「共振(共震)」という現象が起こり、揺れ幅がさらに拡大。
つまり建物の固有周期と地盤の卓越同期を離すことで地震の揺れ幅を
小さくし・・・倒壊を防ぐ装置がSSダンパーです。
実感できたのは、うちの実家で余震があった時です。
どうやら『震度3』はあったようですが、震度1くらいにしか感じませんでした。
もう1軒建っている古民家の方は震度3だとガタ揺れです。
耐震施工+制振装置は凄いです。
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