台風後に依頼の多い、緊急リフォームって

2012.09.30

台風被害のHP抜粋

台風の翌日になると、床上浸水が起きる程の大型台風でなくても、工事業者に緊急の依頼が増え大忙しになります。

そこで、台風や大雨の後に多い 「緊急依頼ベスト3」「被害を防ぐチェックポイント」

■1 : 「屋根や雨戸が飛んだ」ら、被害は自分の家だけじゃない。。

風の強い台風の翌日の依頼に多いのが、屋根板金や雨戸が強風によって、外れて飛んでしまったというものです。

特に多いのが、スレート屋根の 「棟板金」 が強風で飛んでいったというケースで、中にはお隣の家の窓ガラスを割ってしまった、車にぶつかったりと、被害が自分の家だけでは収まらなくなってしまうこともあります。

この棟板金は、「貫 (ぬき)」 という木材に釘で留めてあるのですが、その貫が腐食していると、ちょっとした風でもすぐに釘が抜けて外れてしまいます。また瓦の取り付けが緩んでいると、強風により瓦自体が飛んでしまうこともあり大変危険です。
屋根はどんな材料で葺かれていても、10年以内おきに定期的に点検を受けること。そして、腐食や緩みのメンテナンスはその都度しっかり行ない、葺き替え時期を見逃さないように注意して下さい。

■2 : 「雨漏り」 は屋根からだけとは限らない

台風明けの依頼で多いのは、やはり 「雨漏り」 です。しかし大雨だから雨漏りするというわけではなく、風が大きく関係しています。

また雨漏りの原因で多いのは、「経年劣化」 と 「以前の不良工事」 によるもの。良く見かけるケースをいくつか上げておきます。

●屋根からの雨漏り
  ・ 瓦、板金、シーリングなどの経年劣化による雨漏り
  ・ 以前に行った増築部分との取り合い部分の雨漏り

●外壁からの雨漏り
  ・ 外壁のひび割れや、シーリングの劣化部分からの雨漏り
  ・ バルコニーや庇の取り付け部分の劣化や、不良工事による雨漏り
  ・ サッシ取り付け部回りの劣化や、不良工事による雨漏り
  ・ 電線などを通すための壁に開けられた 「穴」 からの雨漏り
  ・ 屋外の照明器具から電線を伝わっての雨漏り

ここでのポイントは、台風時は 「強い風」 が巻き起こるので、普段は掛からない場所にも雨水が吹き付けられて雨漏りが起きるという部分です。

屋内に入ってきた雨水は、家の構造部分を伝わって流れていきます。ですから天井から垂れてきても、その真上の屋根部分に問題があるとは限りません。また家の中に垂れていなくても、雨水が軒先に流れているので気付いていないだけ、というケースもあります。

これらを放置しておけば大切な構造部分を腐食させ、家の寿命を激減させることになってしまいます。屋根と外壁の 「点検」 と 「メンテナンス」 は定期的にしっかり行ない、大切な財産である家を守っていきましょう。

しかし屋根と外壁のリフォームは、悪徳リフォーム業者の被害が多い部位です。

■3 : 「雨どい」 を疎かにすると家に大きな被害が

台風後の依頼の中には、雨どいが外れた、溢れて家の周りが水浸しになった、など雨どい関連のものが多くあります。

しかし雨どいは余り目立たないせいか、屋根の葺き替えの時についでに…… 程度の扱いになっていることが多く、歪んだまま放置されている家も良く見かけます。

雨どいは、建物にかかった雨水を集めて流すという大切な役割があり、この機能がきちんと働いていないと、外壁や基礎・土台回りの腐食を早める原因になってしまいます。

まずは、雨どいがしっかり家に取り付いているかをチェック! 取り付け金物が緩んでいると、強い風ですぐ外れてしまいます。

また、雨どいの詰まり (枯葉などで詰まっていることがあります)、ひびわれ、傾き、ねじれなどがあると、正常に水を流すことができなくなります。回りに樹木が多いなら、「枯葉よけのネット」 を掛けておくのも良いでしょう。

しかし雨どいは高所にあり、自分でメンテナンスを行なうのは大変危険です。また雨どいのリフォーム工事を行なう際には大抵足場が必要ですが、足場費用が本体の工事料金を上回ってしまうこともありますので、足場を掛ける外壁塗装工事などの時に一緒に行なうようにしましょう。

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